No.001 

メルセデス・CLK-GTR・チームCLKスポーツウェア(FULL-VIEW バージョン)

 MODEL DATA
モデル名  メルセデス・CLK-GTR・チームCLKスポーツウェア(FULL-VIEW バージョン)
メーカー  タミヤ
スケール  1/24
全長  207mm
掲載日  2003/11/27

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CLK-GTR CLK-GTR CLK-GTR
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・モデルについて
 ボディは見事に透明です。ボディ表面はもちろん裏の成型もよほど奇麗でなければこんなモデルは作れないでしょう。流石というほかありません。

・作ってみて
 当たり前ですが中が見えるので手抜きが出来ません。これといったディティールアップ等はやっていませんが、色塗りを忠実に行えばかなり良いと思います。エアブラシなどという高価な代物は無いので(泣)カーボンパターンは再現してません。

 パワーのある方はボディー表面の成型ラインや「TAMIYA」等の刻印を消すといいみたいです。模型雑誌の製作記事に載っていたそうですがかなりの地獄を見るみたいです(笑)

 最も苦労というか迷ったのは透明パーツの接着に何を使うかです。ウィンドウに良かれと思って流し込みタイプの接着剤を使ったら見事に白くなってしまい失敗しました・・・(写真ではテカッていてよくわからないかもしれませんが。)

 やはりここは透明接着剤を使うしかないと思い(最初からそうしろよ!)、セメダインの「透明強力接着剤」を使おうとしたのですが、やけに粘度が高く糸引きまくりで使いづらそうなので止めました。そしてもう一つセメダインのホビー用透明接着剤を試してみました。するとなかなか伸びも良く、糸もほとんど引かないため非常に使いやすかったです。先細のノズルも付属しているので更に◎です。また、この接着剤は水性なので塗装を溶かすことが無く、透明パーツと塗装したパーツとの接着に非常に重宝しました。ただし、水性であるがゆえに接着力が弱く、ストレスがかかる部分の接着には不向きです。

 あと苦労したといえばやはりマーキングでしょうか。写真を見ての通りフロントの女性のスライドマークはかなりのボリュームでした。意外と難しかったのがゼッケンの白地のマークでした。貼る面が凹面になっているため下手にソフターを使ったらマークが伸びて中心部分が余ってしまい、しわを取るのが大変でした。

・完成して
 苦労して塗装した中身が見えるというのは非常に良いです。しかしその反面ボディの塗装がほとんど無いので苦労して貼ったマーキングはいまいち見栄えがしないような気がします。いっそのことフルビューはマーキングはせずに作り、通常のキットをもう一台作るといいのかも・・・。

 


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