撮影編

模型の撮影で使っている道具です。

画像
解説

撮影風景で す。

 照明は部屋の蛍光灯と右に移っているスタンド(蛍光灯)です。スタンドには光を拡散させるためのトレーシングペーパーを巻いています。

 モデルの下から背景にかけて紙を敷いてバックに余計なものが写らない様にしています。


撮影に使用 するデジカメです。(Canon製 PowerShot A80)

 Webに載せたりはがきサイズぐらいに印刷する程度であれば、画素数は400万画素もあれば十分です。

 部屋での撮影は光量不足のためシャッタースピードが遅くなりがちです。絞りも一番絞って使うことが多いので更に遅くなります。そのため手振れを防止する ための三脚は必須です。
余程のことがないかぎりフラッシュは使いません。(表現手法の一つとして使うことはあります。)

 あと、模型撮影に使うデジカメはマニュアルフォーカスと絞り優先が付いているものがいいと思います。被写体の前後の広い範囲でピントを合わせたいからで す。被写界深度というのですが紙面の都合で説明は・・・Googleにお任せします(汗)


ホコリを飛 ばすためのカメラ用ブロアです。

 撮影したモデルにホコリが付いていると結構悲しいので、これをプシュプシュしてモデルに付いたホコリを飛ばし速攻でシャッターを切ります。

 塗装のときとかも使えるので一個持っておくといいかもしれないです。

レフ板(反 射板)です。

 モデルを挟んで光源の反対側からモデルに光を反射させて影の部分を和らげたり、レフ板をモデルにわざと写りこませてモデルの艶を強調したりする時 に使用します。

 でこのレフ板、実はせんべいの詰め合わせの缶の蓋です。なかなかの優れもので表面がザラザラしていて程よく光を反射してくれます。

 当然デジカメということでフィルム残量を気にせずバシバシ撮れるので、陰影の状態や写りこみ具合をいろいろと変えて撮影出来ます。手持ちなので微妙な調 整が可能です。2枚使いたいときはセルフタイマーで両手にレフ板持ってやったりしますが、人には見られたくない格好です(笑)


背景となる紙 です。

 ラシャ紙という紙で薄めの画用紙って感じです。結構しっかりしているのでしわになりにくく扱いやすいです。画材店とかに行けば手に入ります。大きさは 1/24スケール乗用車の撮影ならA1でOKでしょう。

 いろいろな色を揃えておいてモデルに合わせて色を選んでいます。でも車の撮影の場合、黒・白・グレーを使うことがほとんどです。

 一番右に写っているのはコルクシートです。撮影すると砂利のような表現になります。RV系の車を置いて撮影するとこれが意外といい味出してくれます。参考画像

 背景の選択で一つ注意したいのは背景の色によってカメラのシャッタースピードが微妙に変化することです。背景が明るいとシャッタースピードが速くなり、 背 景の露出は適正になりますがモデルは逆にアンダー傾向になります。これはカメラの癖にもよるのでいろいろ試して覚えるしかないです。


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