No.029
 
Wolf Countach version 1
(ウルフ・カウンタック バージョン1)

MODEL DATA
メーカー アオシマ
スケール 1/24
全長/全幅 173/83mm
掲載日 2015/01/11

※画像をクリックすると外部サイト(Picasa)のアルバムが開きます。
 

・モデルについて
 アオシマ製ウルフ・カウンタック バージョン1です。

言わずと知れたスーパーカーの代名詞でもあるカウンタック。その中でもウルフ・カウンタックは別格で、1970年代の日本のスーパーカーブームの立役者と いうか牽引役というか、全国のスーパーカーショーの目玉展示車の一つでした。

今回のキットは、2010年にアオシマから新規金型で発売されたカウンタックキットの決定版とも言われたLP400からの派生キットで、特徴的なオーバー フェンダーやウィングは言うに及ばず、エンジンや専用シートベルトなどのパーツが追加された内容となっています。

・作業について
(各画像は製作記のブログにリンクしています。よろしければご覧ください。)

下地処理
  下地処理の前にひと作業。カウンタックのキットといえば、ピラーの破損が一番怖いトラブルで、その対策として今回のキットには専用の補強パーツが付属して います。

 

画像右上:エンブレムなどの出っ張りは削り落とします。
画像左下:黒いパーツがピラー保護用の補強板。それでも心配^^;
画像右下:ヒケが多いっす。





ライトの改造
カウンタックの代表的な特徴の一つのリトラクタブル・ ライトです。
キットでは開閉選択式となっていますが、これを開閉可 能とする加工を施してみました。
(プロモデラーの北澤氏の作例を参考にさせていただき ました)

左上:ライトの蓋をテープで仮止め
右上:ボディ裏のライトパーツ位置だし用の突起を削り取り
左下:ライトパーツのリブに1mm丸棒を接着し…
右下:更に「コの字」に切り出したプラ板で軸受けを作り接着します。
この時、軸受けの切り込みはかなり遊びを持たせておきます。





左上:ライトのパーツにプラ板を接着して磁石用の台座を作り、磁石を接着。
ボディ側にも磁石を接着します。磁石とボディの間に入っているのは、高さ調整用のプラ板。画像はライトを閉じた状態。
右上:ライトを開けた状態を内側から見た図
左下:ライトを閉じた状態
右下:ライトを開いた状態


ボディ塗装
 

下地はサフ→フィニッシャーズのファンデーションピンクで仕上げました。
ボディ色はクレオスのGXハーマンレッド。


エンジンのディ ティールアップ
 エンジンは上げ底仕様で すが、上物はきちんとパーツ化されており中 々のディティールです。エンジンフードを開けたときに目立つプラグコードを追加するだけで見違える様になりました。ついでにスロットルリンケージも追加し てやりました。












・完成して
私も子供の頃リアルタイムでブームにどっぷりはまった一人でして、親父に連れて行ってもらったスーパーカーショーで見たウルフ・カウンタック(もしかした らLP500S)は、小学生にはインパクト大でして今でもしっかり刷り込まれています。
そのモデルをようやく完成させることが出来て非常に感慨深いです。

アオシマの「羽根突きカウンタック」はこのほかにもウルフVer2、LP500R、5000QVとリリースされており、運よくすべて入 手済みなので、どんどん製作したいと思います。

おまけ

1970年代スーパーカー・ショーに行ったときの写真


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