No.006
JAPAN GROUND SELF DEFENSE FORCE TYPE74 TANK (MINE-ROLLER)
(陸上自衛隊 74式 戦車〜92式地雷処理ローラー装備車輌)

ODEL DATA
メーカー タミヤ
スケール 1/35
全長 295mm(本体198mm)
掲載日 2013/10/14
※画像をクリックすると外部サイト(Picasa)のアルバムが開きます。(スライ ドショー表示)
スライドショー開始
スライ ドショー開始

 

・モデルについて
 タミヤ製
1/35の74式戦車です。

 今回 はコンテスト出品用ということで、ディティールアップの他にもっとひねりがほしかったので、工作途中に急遽マイ ンローラーを装備させた仕様で製作してみました。もちろんマインローラーは同社の90式戦車マインローラー付のキットから拝借していますw

 調 べてみたらキット自体は1979年に発売され、その後1993年に冬季装備(スキー板や冬季用ジャケットを着たフィギア等)が追加されたものが発売され、 現在に至っています。(もちろん今回使用したのは後者。)

 社外パーツも豊富で、エッチングパーツ、可動履帯、アンテナ、デカール、74式改用のパーツなど、非常に充実しています。今回はこれ らのパーツも可能な限り投入してみました。

    


・作業について
(各画像は製作記のブログにリンクしています。よろしければご覧ください。)
転輪の可動・姿勢変更の工作
 転輪のアームを可動できるように加工して、姿勢を変えられるようにしました。
(のちにマインローラー装備&展示台に固定を決定したため、この加工はほぼ無意味に・・・)
 

エッチング工作、フック作成

 ライオンロア製のエッチングパーツを使って各部をディティールアップ。
キットの処理よりもエッチングの組立ての方が遥かに時間がかかりました( ^ ^ ;
    
アンテナはアドラーズネストの真鍮削り出し(引き物)で、実車同様テーパーが付いています。

可動履帯
 キットのゴムベルト式の履帯をモデルカステンの可動履帯に変更しました。(ランナーの数、ハンパじゃないですw)
  
可動履帯は初体験でしたが、付属の治具を使えばそれほど難しいものではありません。
テクニックより根気が必要。

マインローラー
 最初にも書いたとおり、ほんの思いつきだったのですが、気が付いたら90式戦車のマインローラー装備のキットをネットでポチってました。
  
そのまま付ける・・・と言うわけには行かず、少々改造が必要でした。
一番大きな違いはローラーの枚数が5枚から4枚に減るってところです。

車体塗装
 陸上自衛隊の2色迷彩です。以前作った90式と同じ手順で進めました。
下 地 濃 緑色→色鉛筆(茶)で下書き エ アブラシでなぞって 塗 りつぶし 半 艶クリアーでコート

ウォッシング&墨入れ
 ウォッシングと墨入れも同じ作業ですが、以前は売って無かった墨入れ塗料の新色ダークブラウンを使いました。
画像の履帯はブラウンですけどねw

ウォッシング後はつや消しクリアーですが、こちらはアトムハウスペイントの水性スプレーを使ってます。
カッサカサのつや消しになります。

ドライブラシ
 ドライブラシはエナメルのジャーマングレイのみ行いました。履帯もジャーマングレイだけでそれなりの質感になります。今回は 展示台に乗せたディスプレイ・モデルということで、ハードなウェザリングは行っていません。

フィギア
 「けつカッチン」だったため、90式に乗っていた戦車長に急遽乗車してもらうことにしました(滝汗)

展示台
 トールペイント用の白木(表札とかウェルカムボードを作る板)を表面をサンディングして、マホガニー色のニスをハケ塗りして仕上げ、ネジでキットを固定 しました。

(後半、締め切りに追われてしまい全然画像がありません・・・。)

・完成して
 今回は、反則?と言われそうなほど、様々なディティールアップパーツや他のキットの部品を投入して仕上げましたが、工作時間はその分だけ余計にかかった 気がします。(ライオンロアのエッチング地獄は正直結構きつかった・・・)
金銭的には・・・怖くて計算できません(^^;

 しかし、苦労&投資したおかげで満足いく作品になり、その甲斐あってタミヤプラモデルファクトリー・トレッサ横浜店第9回モデラーズコンテストで「自衛隊部門賞」を頂くことがで きました。

 74式のキットはもう1両あるので、そちらは今回使わなかった74式改のパーツを使って製作してみようと思います。
(そのうちねw。あんまり時間を置くとまた余計な買い物(可動履帯とか)をしてしまいそうですが・・・)

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